井筒和幸監督が「タイパ」に苦言!映画の倍速視聴をバッサリ「映画は他人の人生につき合って、どこまで人間らしいかを見つめる装置」
1/17(火) 16:15配信
ニュースポストセブン
映画を倍速視聴する人が増えているという(写真/イメージマート)
昨年、流行語大賞にも選ばれた「タイパ」。タイムパフォーマンスの略で、費やした時間に対する満足度を示した言葉だ。巷ではタイパを重視するため、映画などのコンテンツを倍速視聴する人も少なくないという。そんなタイパ重視の風潮に、井筒和幸氏が自らの考え方を綴る。
* * * 映画やドラマなんか、倍速や早送りで十分だ、粗筋と結末を知ればいい、時間がもったいないという横着者が増えている。そのどこが、タイムパフォーマンスなんだ。タイパ、コスパ。嫌な言葉だ。 去年は、自分で2時間の映画を10分間に編集した「ファスト映画」を、動画サイトにアップし、700万円の広告収入を稼ぎ、訴えられて5億円の損害賠償命令を出されたバカな若い男女がいた。しかも、そんなデタラメなモノでも10万人以上が見た計算の広告収入とか。そんな横着見をして、一体、何の得になったのか。意味が解らない。 映画人も倍速…
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井筒和幸監督 タイパ視聴は「映画がバカにされている」フジのニュース番組で持論(デイリースポーツ)
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